「眉毛が薄いコンプレックスを解消する方法が知りたい」
「くっきりとした濃い眉毛でビジネスの場での第一印象をよくしたい!」
「眉毛用の美容液やメイク、エクステ、アートメイクそれぞれのメリット・デメリットを知りたい」
眉毛は顔の印象を客観的に決めるだけではなく、「今日は満足いく眉毛メイクができた!」というだけでその日の気分が変わってしまうほど重要なパーツです。
女性の場合はメイクをして調整する選択肢がありますが、日頃メイクをする習慣がない男性のなかには濃さを変えることは無理だと諦めている方もいるかもしれません。
そこで今回は、眉毛が薄くなる原因や男性でも取り入れやすい眉毛を濃くする方法について解説していきます。
眉毛を濃くする方法として人気がある美容液、つけ眉毛、メイク、エクステ、アートメイクそれぞれの特徴やメリット・デメリットなども紹介していきます。
眉毛が薄い原因
眉毛が薄くなる原因には先天的なもの、後天的なものがあります。
- 体質によるもの(先天的)
- 過去に眉毛を抜きすぎた(後天的)
- 生活習慣の乱れ・ストレス(後天的)
- 肌のケア不足(後天的)
ここからは、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
①体質によるもの
眉毛が薄くなる先天的な理由として、体質が影響していることが考えられます。
眉毛を抜いたこともないのに薄い場合、生まれつき毛が濃くなりにくい体質である可能性が高いでしょう。
ただし、なかには子ども時代や学生時代の生活環境が影響して後天的に眉毛が薄くなっているケースもあります。
②眉毛を抜きすぎて発毛細胞が傷ついている
眉毛が薄くなる後天的な原因として、毛の抜きすぎが影響している可能性があります。
細い眉毛、薄い眉毛が流行していた時代、雑誌や友人に影響されてピンセットで毛を抜いていた方は多いのではないでしょうか。
毛を無理やり抜いてしまう行為は、 毛を育てるための細胞を破壊してしまいます。
そのため、皮膚の中で新しい毛の細胞が生まれたとしても結果的に育たず、毛が薄い状態が続いてしまうのです。
眉毛を極端に抜きすぎて不自然に薄くなっている方は、「不良っぽい…」「不健康そう…」などのネガティブなイメージを持たれやすいでしょう。
③生活習慣の乱れやストレス
眉毛は食生活やタバコ、ストレス、睡眠不足の影響で薄くなることもあります。
たとえば食生活が乱れていると育毛に必要な栄養素が足りず、新しい毛の細胞が生まれたとしても十分に育ちません。
さらにタバコによって血行が悪くなると、育毛に必要な栄養素が眉毛に運ばれません。
また、ストレスは体内に大量の活性酸素を発生させ、血行不良やホルモンバランスの乱れを引き起こします。
特に男性の場合、男性ホルモンが低下することによって毛を太く濃くする働きが弱まります。
④肌のケア不足
体質や生活習慣などに問題がなくても、肌の乾燥によって眉毛が薄くなっている可能性があります。
肌が乾燥してバリア機能が低下すると毛穴の奥で炎症が起き、眉毛の根元までダメージを受けてしまいます。
ダメージを受けた根元は成長できなくなり、結果的に細くなったり抜け落ちたりすることにつながるのです。
眉毛を濃くする方法
ここからは、眉毛を濃くする5つの方法を紹介していきます。
- 眉毛美容液
- つけ眉毛
- 眉毛メイク
- 眉毛エクステ
- アートメイク
それぞれの特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説していきますので、理想の眉毛を手に入れたい方はぜひ検討してみてください!
眉毛美容液
眉毛の薄さを根本的に改善したい方におすすめなのが、眉毛美容液です。
眉毛美容液とは、毛先から根元にかけて塗ることによって太くて健康的な眉毛を手に入れることを目指せるアイテムです。
毛を濃くしやすい成分と一緒に保湿成分が配合されている商品も多く、肌の内側から眉毛が育ちやすい環境を作れます。
また、眉マスカラと美容液が組み合わさった商品もあるため、メイクをしながら眉毛を育てたい方にも人気があります。
- ナチュラルで健康的な眉毛を目指せる
- 寝ている間やメイクをしている間も眉毛ケアができる
- 周りにばれにくい
眉毛美容液は毛そのものを濃くするための成分が配合されているため、基礎化粧品でお肌のケアをするように少しずつ悩みを改善できます。
そのため、アートメイクやエクステなどのようにいきなり印象が変わることがなく、周りに気付かれずに眉毛ケアができます。
また、眉毛美容液は透明タイプもあるため、男性でも仕事中や就寝中にケアしやすいでしょう。
- 時間がかかる
- 育毛効果までは期待できない
- 美容液の成分が合わず肌が荒れる可能性がある
眉毛美容液に即効性はありません。
美容成分が少しずつ毛の状態、肌の状態に働きかけるため、眉毛が濃くなったと実感できるまでに時間がかかります。
また、眉毛美容液はあくまでも今生えている毛に働きかけるタイプが多く、新しい毛を生やす効果までは期待できないことが多いでしょう。
さらに、眉毛美容液の成分が必ずしも肌に合うとは限らない点にも注意が必要です。
特に敏感肌で悩んでいる方は成分が合わず肌に赤みやヒリヒリ、乾燥などのトラブルが起きてしまう可能性があります。
つけ眉毛
「つけまつ毛なら聞いたことあるけど、つけ眉毛は聞いたことがない」という方は多いかもしれません。
つけ眉毛とは、本物の毛に近い繊維を肌に付けることによって立体的な眉毛に見せられるアイテムのことです。
繊維が入ったジェルタイプ、肌に貼るだけで自然な眉毛を演出できるタイプ、人毛100%のタイプなどさまざまな商品があります。
- 毛が生えているように見せられる
- メイクやヘアカラーに合わせて形や色を変えられる
つけ眉毛は、本物の毛に近い繊維もしくは人毛を直接肌に付けられます。
最初は肌に乗せる量が難しいかもしれませんが、慣れてくればナチュラルな仕上がりを作りやすいでしょう。
また、アートメイクなどは1度施術をおこなうと簡単に消せませんが、つけ眉毛なら簡単に落とすことが可能です。
そのため、その日の気分やヘアカラー、流行に合わせて形や色を選べます。
最近では男性でもヘアカラーに合わせて眉マスカラをしたり眉カラーをするのが一般的ですよね。
つけ眉毛ならメイクと同じように日によって印象を変えることが可能です。
- メイクの手間がかかる
- 落ちていないかチェックしたり、直したりする必要がある
- 違和感がある
つけ眉毛は、毎日肌に付ける手間がかかる点に注意が必要です。
朝起きるのが苦手な方は面倒になって結局使わない可能性もあるため、時間に余裕のある人のほうが使いやすいでしょう。
また、こすったり、水でぬらしたり、クレンジングをしたりすると落ちてしまうため、常に濃い眉毛の状態をキープしたい方にもおすすめできません。
さらに、つけ眉毛は肌に乗せる量や位置などこまかい調整が必要です。
メイクに慣れていない人、手先が不器用な人は自然な眉毛を作れず、違和感のある見た目になってしまう可能性があります。
眉毛メイク
メイクで眉毛を濃く見せることも可能です。
眉毛のメイクに使うアイテムといえば、アイブロウペンシル、アイブロウライナー、アイブロウジェル、アイブロウパウダー、眉マスカラなどがあります。
もともとの毛量が少ない方、理想の形に整えたい方はペンシルやライナー、ジェルを使って毛流れを描き足します。
眉毛全体をはっきりさせたい方はパウダーを使って陰影をつけ、眉毛の色を変えたい方や眉毛が細い方はマスカラを使って毛自体の濃さや色を調整することが可能です。
- なりたい眉毛に合わせてアイテムやカラーを選べる
- 流行や気分によって雰囲気を変えられる
眉毛用のメイクアイテムは、それぞれの得意分野が異なります。
肌色やヘアカラーに合わせて好みの色を選べるため、常に自分に合った眉毛を作ることが可能です。
たとえばナチュラルな眉毛を演出したい場合はペンシルで毛流れを描き足すだけ、しっかりメイクをする日はパウダーで毛の間を埋めるなどの調整がおすすめです。
- メイクの手間や時間がかかる
- メイク落ちを気にしたり、直したりする必要がある
- 慣れないと自然な眉毛を作れない
メイクで眉毛を濃くする場合、朝のメイク時間、お昼や夕方のメイク直しの時間が必要です。
クレンジングをすればすっぴん眉に戻るため、毎日メイクをする手間がかかります。
そのため、メイク時間を短縮したい方には向かないでしょう。
また、眉毛はメイクのなかでも難しいと感じている人が多いパーツです。
左右対称に描いたり、濃さを一定にしたりするのは日々の慣れが必要です。
最近では眉毛メイクをする男性が増えているものの、初めて挑戦する人の場合は慣れるまで練習が必要でしょう。
眉毛エクステ
眉毛は、エクステで濃く見せることも可能です。
眉毛エクステとは、もともと生えている眉毛1本1本に人口の毛を接着させる施術のことをいいます。
- すぐに見た目を変えられる
- メイクの時短になる
眉毛エクステは1時間~2時間程度の施術時間で見た目を変えることが可能なため、即効性を求めている方におすすめです。
エクステを付ける量はその人が理想とするデザインによって変わりますが、一部だけに付けてバランスを整えたり、全体的に付けて濃くしたりすることが可能です。
また、エクステで毛量が増えることによってメイクで描き足す手間が省けます。
すっぴんで出かけたいときでも顔立ちが整っているように見えますし、パウダーなどを乗せるだけでしっかりメイクをしているように見えます。
周りに気付かれずに変化を出しやすいため、男性でも気軽にチャレンジできるでしょう。
- 眉毛が生えている箇所しかできない
- ずっとキープできるわけではない
- メンテナンス費用がかかる
眉毛エクステは毛に接着をするため、毛が生えていない部位には施術できません。
そのため、眉毛を抜きすぎて生えてこないと悩んでいる方には向かない可能性がある点に注意しましょう。
また、眉毛エクステはクレンジングをしたり水でぬらしたりしても基本的には落ちませんが、接着力が弱ってくると2週間程度で少しずつ取れてしまいます。
2週間に1回はメンテナンスが必要なので、時間と費用がかかる点にも注意しましょう。
アートメイク
アートメイクも、眉毛を濃くする方法としておすすめです。
アートメイクとは、極細の針がついた専用器具を使って肌の中に色素を注入する施術のことをいいます。
医師もしくは医師の指導を受けた看護師しか施術できないため、美容クリニックなどの医療機関に通う必要があります。
- メイク時間を短縮できる
- メイク落ちを気にする必要がない
- 理想のデザインにできる
アートメイクは水でぬらしたりこすったりしても落ちないため、施術後の状態をキープできます。
そのため、メイクにかかる時間を大幅に短縮したい人におすすめです。
メイク落ちを気にする必要もなくなるため、プールや海で思いっきり遊んだり、運動で気持ちよく汗を流したりできるでしょう。
また、アートメイクの施術前は必ずデザインを作る時間があり、プロのスタッフからアドバイスをもらいながら今っぽいデザインを作ることが可能です。
毛流れを描き足すだけのナチュラルな施術もできるので、男性でも気軽に挑戦できるでしょう。
- 簡単に消えない
- 定期的なメンテナンスが必要
- 費用がかかる
- ダウンタイムがある
アートメイクは簡単に消えない分、気軽にデザインを変えられない点に注意が必要です。
1年もしくは2~3年程度で色が抜けて薄くなっていくため、長期間同じデザインでも問題ない方におすすめです。
2回以上の施術を受けて初めてデザインが完成する人も多く、最初のデザインを完成させるまでの費用、定期的なメンテナンスに通う費用が必要です。
またアートメイクは針を使って施術をするため、肌のダメージが落ち着くまでの期間としてダウンタイムがある点に注意しましょう。
ダウンタイム中の症状は個人差がありますが、赤みや乾燥、かゆみなどの症状があらわれます。
色素を定着させるための大切な期間なので、ダウンタイム中の見た目が気になる方は長期休暇中に予約を入れるなどの工夫をするとよいでしょう。
まとめ
眉毛が濃くなると、以下のようなメリットがあります。
- 小顔効果で引き締まって見える
- メイクをしなくても顔だちがはっきりしているように見える
- 頼れる、健康的などポジティブなイメージを持たれやすい
食生活や生活習慣、肌のケア方法を見直して根本的な改善を目指すことも大切ですが、眉毛が濃くなったように見えるアイテムや施術を活用するのもおすすめです。
特につけ眉毛やアイブロウメイク、エクステ、アートメイクは見た目をすぐに変えられます。
それぞれの魅力、注意点をしっかり把握して自分にぴったりの方法を見つけましょう!