「年齢を重ねるにつれてシミの濃さが気になってきたので早めに対処したい」
「肝斑とシミの違いって何?」
「肝斑をきれいにするレーザー治療について詳しく知りたい!どんなクリニックを選べばいいの?」
肝斑ができるとメイクで毎回消すのが手間、すっぴんに自信が持てないなどさまざまなストレスを抱えてしまいます。
この記事では肝斑の原因やシミとの見分け方、肝斑向けレーザー治療の種類、おすすめのクリニックについて紹介します。
シミや肝斑に悩んでいる方、将来的に肝斑をつくりたくないと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめは安くピコトーニングが受けられるエトワールレジーナクリニックです。初回は8,580円で、2回目以降も15,000円とリーズナブルです。
肝斑とは?
「肝斑(かんぱん)」とはシミの一種で、おもに30~40代で顔に現れることが多いといわれています。
普通のシミと見分けるのが難しいので、「普通のシミと同じケアでいいの?」「原因はなに?」と疑問に感じてしまう人も多いですよね。
見た目は普通のシミに似ていますが、実は以下のような特徴があります。
- 頬骨や額、鼻の下、目尻などにほぼ左右対称にできることが多い
- 左右の形や大きさが似ている
- 広い範囲に広がるか点状になってできる
- 輪郭がはっきりしない
肝斑は50歳以降に自然と消えることもあり、発症するのはほとんど女性です。
肌全体がくすんで見えたり、顔色が悪く見えたりする場合は、全体的に広くもやっとした形の肝斑ができている可能性があります。
つぎに、肝斑ができるおもな原因について見ていきましょう。
肝斑の原因とは?
肝斑のおもな原因は「女性ホルモンの乱れ」といわれています。
女性ホルモンが変化するのは、以下のような原因が考えられます。
- 年齢とともに女性ホルモンが減りつつあるとき
- 妊娠や出産でホルモンバランスが通常と変化したとき
- 更年期に入ったとき
- ストレスや睡眠不足があるとき
- ピルを飲んだときなど
肌の表面に肝斑が現れるのは、肌の奥でシミのもとであるメラニンを作る細胞「メラノサイト」の存在が大きくかかわっています。
女性ホルモンが乱れるとメラノサイトが活性化され、シミを作りやすい状態ができあがってしまう仕組みです。
一般的なシミのおもな原因は紫外線といわれていますが、肝斑も紫外線が原因で症状が悪化することがあります。
肝斑ができやすい状態のときに紫外線を浴びすぎてしまうと、メラノサイトがより活性化されてしまいます。
肝斑とシミの見分け方
肌の表面に茶色い色素があらわれたとき、肝斑とシミを見分けることによって正しいケアをすることにつながります。
肝斑とシミは特徴や原因が違います。
- シミのおもな原因:紫外線
- 肝斑のおもな原因:女性ホルモンの乱れ
シミは紫外線を浴びて肌の奥のメラノサイトが活性化され、肌の生まれ変わりとともに茶色い色素で変色した皮膚が表面に出てきます。
そのため、肝斑のように発症する位置が決まっておらず、紫外線を浴びたデコルテや腕、脚など顔以外にもさまざまな部位に発症します。
また、肝斑は境界線が”もやっとわかりづらい”のに対して、シミは境界線がくっきりしていることが多いです。
このようにシミと肝斑では原因や発症する位置、見た目などが違うので、同じケアでは改善されません。
たとえばホルモンバランスが原因の肝斑に対して、シミと同じ美白化粧品などを使っても思ったような効果が期待できない可能性があります。
そこで疑問に感じるのが、「肝斑をきれいにするには、ホルモンバランスを整えるか歳をとるまで待つしかないの?」という点ですよね。
実は、肝斑は美容クリニックのレーザー治療でケアすることが可能です。
肝斑とシミは素人だと見分けるのが難しく、間違った対応をしてしまうとよけいに悪化することがあるので、クリニックなどで専門家にアドバイスもらうのがいいでしょう。
ここからは、肝斑に効果的なレーザー治療について見ていきましょう。
肝斑に効果的なレーザー治療は2種類
肝斑は、美容クリニックが提供している専用のレーザーによって治療できます。
肝斑のケアを考えるうえで注意したいのが、一般的な美容レーザーやセルフケアでは悪化する可能性がある点です。
特に一般的な美容レーザーは出力が強すぎて、メラノサイトに反応して逆に悪化させてしまうリスクがあります。
そのため、シミか肝斑かわからない状態でケア方法を決めてしまわないように注意が必要です。
クリニックで医師の診断を受けて、最適な方法を提案してもらいましょう。
最近では、肝斑に対応できるレーザー機器も登場してきたので、ここでは肝斑治療におすすめな2種類のレーザーを紹介します。
①レーザートーニング
肝斑ケアに効果的なレーザー治療1つ目は、「レーザートーニング」です。
レーザートーニングは、肝斑のほかにシミやくすみを解消して肌に透明感を出すための治療としても活用されています。
メドライトC6と呼ばれる医療機器を使って、弱い出力のレーザーを当てていきます。
照射されている部分の肌全体に同じ出力のレーザーが均等に当たるため、位置によって効果の違いが出にくい点が特徴です。
肌に強いレーザーが当たると肝斑の悪化につながるため、弱い出力を均等に与えられるレーザートーニングは最適なケア方法です。
痛みが少なく肌への刺激も一般的な美容レーザーに比べて優しいため、ダウンタイムによるカサブタなども出にくいといわれています。
もちろん効果には個人差がありますが、複数回通うことによってより効果を得られます。
肌内部のコラーゲンも生み出されるため、肝斑が薄くなるだけではなく肌の透明感が出る効果も期待できると人気です。
「すっぴんを明るくしたい!」「若々しい肌になりたい!」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
②ピコトーニング
肝斑ケアに効果的なレーザー治療2つ目は、「ピコトーニング」です。
ピコトーニングもレーザートーニングと同じく、弱い出力のレーザーを当てることによってメラノサイトを刺激せずに美肌を目指す方法です。
広い範囲に均等にレーザーを照射できるため、位置によって強弱の差がでません。
ピコトーニングは肝斑のほかにシミやくすみ、毛穴、そばかす、たるみ、赤ら顔などにも効果が期待できるとされています。
また、照射時間が短い点も特徴的です(ピコ秒=1兆分の1秒)。
微出力である点はレーザートーニングと同じですが、照射時間が短いことによってより肌への刺激を減らせます。
さらに肌のハリ感を保つために大切なコラーゲンとエラスチンを生み出す効果も期待できるため、肝斑ケアと一緒に美肌ケアをしたい方にも人気があります。
肝斑をレーザーで消すためのおすすめクリニック
肝斑ケアのレーザー治療は美容クリニックで受けられます。
ただしクリニックによって金額やコース内容、保証内容などが変わります。
自分にぴったりのクリニックを見つけるためにも、通いやすいクリニックをいくつかピックアップして比較してみましょう。
ここからは、肝斑ケアのレーザー治療で人気のある7つのクリニックについて紹介します。
※以下の表はすべて税込価格です。初診料や再診料などは別途かかるため、クリニックごとの情報をチェックしてみてください。
クリニック名 | 料金(税込) | 場所 |
---|---|---|
エトワールレジーナクリニック | 【ピコトーニング】 初回8,580円 1回15,000円 6回81,000円 8回102,000円 | 新宿・表参道 |
品川美容外科 | 【レーザートーニング】 ・頬のみ:初回2,700円/2回目以降5,190円 ・顔全体:初回5,190円/2回目以降8,320円/3回23,760円/6回45,360円 【ピコトーニング】 ・鼻/鼻下/ホホ下/コメカミ/アゴ 初回5,670円/2回目以降8,100円 ・ホホ骨上/額 初回7,560円/2回目以降10,800円 ・全顔 初回24,570円/2回目以降35,090円 | 全国15店舗以上 |
湘南美容クリニック | 【レーザートーニング】 ・ホホのみ1回 5,500円/5回 26,480円 ・全顔1回 8,750円/5回 40,530円/10回 77,000円 【ピコトーニング】 ・1回 11,000円/5回 49,900円/10回 91,660円 | 【レーザートーニング】 全国70店舗以上 【ピコトーニング】 全国15店舗以上 |
TCB東京中央美容外科 | 【レーザートーニング】 ・シミ、肝斑セット5,500円 ・シミ、肝斑セット パーフェクト 11,000円 【ピコトーニング・ライト】 ・初回9,800円/1回12,850円/5回49,900円/10回91,660円 | 全国50店舗以上 |
銀座よしえ | 【レーザートーニング】 ・頬+イオン導入:初回11,000円/1回17,600円 ・顔全体+イオン導入:初回16,500円/1回26,400円 【ピコトーニング】 ・頬+イオン導入:初回14,300円/1回22,880円 ・顔全体+イオン導入:初回22,000円/1回35,200円 | 銀座院・品川院・大岡山院・表参道院・都立大院・新宿院・池袋院 |
アートセルクリニック | 【ピコトーニング】 1回16,500円 | 六本木院で施術可能六本木駅から徒歩3分 乃木坂駅から徒歩3分 |
赤坂メディカルMクリニック | 【レーザートーニング】 ・肝斑部のみ:初回19,800円/6回コース106,920円 ・全顔:初回22,000円/6回コース118,800円 | 赤坂駅から徒歩2分 |
東京美容外科 | 【ピコトーニング】 ・全顔1回49,500円/6回237,600円/12回415,800円 | 青森院・新宿院・名古屋院・梅田院・沖縄院 |
エトワールレジーナクリニック 表参道院・新宿院
ピコトーニング | 初回8,580円 1回15,000円 6回81,000円 8回102,000円 |
エトワールレジーナクリニックは、表参道と新宿にある美容クリニックです。
ピコトーニングは初回限定で8,580円で受けられるので「ピコトーニングを試しに受けてみたい」という人にもおすすめです。2回目以降も15,000円とリーズナブルで続けやすいです。。
もっとお得な6回プランなどもあるので、「お得に何度も通いたい」という人はエトワールレジーナクリニックがおすすめです。
高性能肌診断マシンを使って、無料の肌診断もしてもらえます。
営業時間 | 平日12:00 - 21:00 土日祝11:00 - 20:00 |
定休日 | 年中無休 |
住所 | 表参道院:東京都渋谷区神宮前3丁目3-8 LA GRACIA表参道 2F 新宿院:東京都新宿区歌舞伎町1-6-1 シロービル7階 |
アクセス | 表参道院:表参道駅 徒歩5分 新宿院:新宿駅 徒歩4分 |
品川美容外科
レーザートーニング頬のみ |
初回2,700円 2回目以降5,190円 |
レーザートーニング顔全体 |
初回5,190円 2回目以降8,320円 3回コース23,760円 6回コース45,360円 |
ピコトーニング鼻/鼻下/ホホ下/コメカミ/アゴ |
初回5,670円 2回目以降8,100円 |
ピコトーニングホホ骨上/額 |
初回7,560円 2回目以降10,800円 |
ピコトーニング全顔 | 初回24,570円 2回目以降35,090円 |
品川美容外科は美容整形や医療痩身、脱毛など幅広い美容医療を提供している人気のクリニックです。
肝斑ケアでは機器を使った治療のほかに、ピーリングや内服薬、外用薬での治療もできます。
レーザートーニングやピコトーニングは初回限定の価格が設定されているため、コスト面で悩んでいる人でも試しやすいでしょう。
また、北海道から九州まで15店舗以上を展開しており実績が豊富な点も評判です。
品川本院・新宿院・渋谷院・池袋院・銀座院・品川スキンクリニック立川院・横浜院・大宮院・千葉院・品川スキンクリニック札幌院・ 仙台院・名古屋院・静岡院・梅田院・心斎橋院・品川スキンクリニック京都院・神戸院・岡山院・福岡院限定
湘南美容クリニック
レーザートーニングほほのみ | 1回5,500円 5回26,480円 |
レーザートーニング全顔 | 1回8,750円 5回40,530円 10回77,000円 |
ピコトーニング | 1回11,000円 5回49,900円 10回91,660円 |
湘南美容クリニックは美容整形や医療痩身、美容点滴などさまざまな美容医療を提供しているクリニックとして有名です。
肝斑ケアではレーザートーニングを全国70店舗以上で、ピコトーニングを全国15店舗以上で受けられます。
レーザー治療とあわせて内服薬を組み合わせるなど、患者1人ひとりに合った方針をアドバイスしてもらえます。
実績の多いクリニックを探している方、店舗の選択肢が多いクリニックを探している方におすすめです。
【レーザートーニング】
全国70店舗以上
【ピコトーニング】
全国15店舗以上
TCB 東京中央美容外科
レーザートーニング | シミ、肝斑セット5,500円 |
シミ、肝斑セット パーフェクト 11,000円 | |
ピコトーニング・ライト | 初回9,800円 |
1回12,850円 | |
5回49,900円 | |
10回91,660円 |
TCB東京中央美容外科も北海道から九州まで数多くの店舗を持つクリニックで、美容整形や脱毛、薄毛治療などのさまざまな美容医療を提供しています。
肝斑ケアでは、レーザートーニングとピコトーニングにくわえて内服薬での治療もおこなっています。
「シミ、肝斑セット」というプランが用意されているため、シミと肝斑を同時にケアしたい方、顔全体的なトータルビューティを目指したい方におすすめです。
全国54店舗
銀座よしえクリニック
ピコレーザー(シミ取りスポット1cm×1cm以下) | 1個11,000円 |
ピコトーニング(頬)+イオン導入 | 1回22,880円(初回14,300円) |
ピコトーニング(全顔)+イオン導入 | 1回35,200円(初回22,000円) |
銀座よしえは、東京都内に7院ある美容クリニックです。
肝斑ケアではまず医師のカウンセリングで肌の状態や体質などをチェックして、1人ひとりにぴったりの治療計画を立ててくれます。
レーザー治療ではレーザートーニングとピコレーザーPQXのほかに、トラネキサム酸イオン導入やプラズマ治療なども採用しています。
丁寧な診察と治療の選択肢が多いクリニックを探している方におすすめです。
銀座院/品川院/大岡山院/新宿院/表参道院/都立大院
アートセルクリニック
ピコトーニング | 1回16,500円(初回12,800円) |
アートセルクリニックは東京の六本木と日比谷に店舗がある美容クリニックで、おもな診療科目はアンチエイジング美容やアートメイク、免疫改善療法です。
肝斑ケアをおこなっているのは六本木の店舗で、ピコトーニングをおもに利用します。
ピコトーニングの場合は顔全体に照射するため、肝斑が気になる部分以外の美肌ケアにもなるでしょう。
キャンペーンで価格が安くなっているときもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
営業時間 | 10:00-17:00 |
定休日 | 月曜日・日曜日・祝日 |
住所 | 東京都港区六本木7-4-4 アートシェルビル5階 |
アクセス | 六本木駅から徒歩3分 乃木坂駅から徒歩3分 |
赤坂メディカルMクリニック
レーザートーニング | 全顔(初回)22,000円 |
全顔(6回コース)118,800円 | |
肝斑部のみ(初回)19,800円 | |
肝斑部のみ(6回コース)106,920円 |
赤坂メディカルMクリニックは、東京の赤坂にある肝斑ケアの専門クリニックです。
おもにレーザートーニングを利用しますが、イオン導入や内服薬を併用することも可能です。
治療方針は、医師による診察のほかにロボスキンアナライザーと呼ばれる機械を使って肌の詳しい分析をしたうえで決めてもらえます。
そのため、自分の肌状態を詳しく知りたい方、自分にぴったりの治療を効率的に進めたい方におすすめです。
営業時間 | 平日11:00 - 19:00 土日祝10:00 - 18:00 |
定休日 | 不定休 |
住所 | 東京都港区赤坂3丁目15-9 ACRビル2F |
アクセス | 赤坂駅 徒歩2分 |
東京美容外科
ピコトーニング全顔 | 1回49,500円 6回237,600円 12回415,800円 |
東京美容外科は、肌悩みに合わせて豊富なレーザー治療を提供している美容クリニックです。
肝斑ケアではピコレーザーを中心におこなっており、光の衝撃波で肌への刺激は最小限に効果的な治療が可能です。
同時に肌のハリやツヤ感アップ、美白、ニキビ跡改善なども期待できるので、肝斑をケアしながら顔全体的なケアもおこないたい方に人気があります。
また、東京美容外科ではピコレーザーのアフターサービス制度が用意されているので、施術後に万が一肌トラブルが起きた場合でも相談しやすいでしょう。
青森・秋田・仙台・大宮・銀座・新宿・赤坂・横浜・名古屋・大阪梅田・広島福山・福岡・沖縄・山口下関・佐賀・長崎諫早
まとめ
この記事では肝斑の原因やシミとの見分け方、肝斑向けレーザー治療の種類、おすすめのクリニックについて紹介していきました。
肝斑とシミでは根本的な原因が違うため、それぞれに合ったケアをすることが大切です。
しかし自己判断で間違ったケアをしてしまう可能性もあるので、美容クリニックで医師のカウンセリングを受け、正しい治療方法をアドバイスしてもらうのがおすすめです。
特にレーザートーニングやピコトーニングは肝斑ケアとして採用しているクリニックが多く、肌の負担を最小限にした治療ができます。
肝斑ですっぴんに自信を持てない人は、ぜひクリニックの情報をチェックしてみてください。